こんにちは!よしきです!
本日もご覧いただきありがとうございます。
当サイトでは、「私と同じように何もできない自分、将来に生きる価値を見出せない方へ、まずは自分が実験台となり、WEBマーケで結果を残し、その過程をここに記録して教えていきたい」というコンセプトでブログサイトを運営しています。
本日の記事は提供価値、ベネフィットについて記事を書いていきたいと思います!
当記事は以下のようなビジネス初心者の方へ、ぜひ見ていただきたい内容です。
・自分の商品の、何を提供価値に置いたらいいのか分からない…
・良く聞くベネフィットっていまいち良く分かってない…
そもそもですが、自分の商品の提供価値が分からなければ、売れる仕組みや見当がつかなくなり本当にこの商品が売れるのかどうか分からなくなります。
あなたの商品のどこにベネフィット(未来)が存在するのか。しっかりこの提供価値について考える必要があるのです!
ベネフィットとは
ベネフィットとは、顧客が感じる価値のことです。
この商品を手にしてお客様は「どんな未来が生まれるか」を真っ先に想像します。この嬉しい未来のことをベネフィットと呼びます。
マーケティングとは、価値のやりとりになります。その価値とは「誰にどんな未来を届けるか」が非常に重要です。
そして、この未来に当たる部分がベネフィットといいます。
つまりお客様はその商品を欲しいと思って買っているのではなく、その商品からどのような未来を得られるのか。提供価値を求めて商品を買っているのです。
この「ベネフィット」についてしっかりと考えていないと、自分の提供しているこの商品の価値がどこにあるかが分からず、改善点も見つからないために、売れ行きが伸び悩んでしまうのです。
マーケティングに欠かせない3つのベネフィット
ベネフィットには以下3つの価値に分けられます。
機能的ベネフィット:その商品のサービスとしての機能面がもたらす価値
情緒的ベネフィット:感情面でポジティブな気持ちを得られる価値
自己実現ベネフィット:商品を購入・体験することで自己表現できる価値
さっぱり。。って感じですよね。🙄具体例を出した方が分かりやすいと思うので、1つ1つ見ていきましょう!
提供価値の具体例
ここでは、ブランド品であるルイヴィトンのバッグをもとにそれぞれ3つのベネフィットが提供する価値について考えていきたいと思います。
ルイヴィトンのバッグを購入し、得られるそれぞれの提供価値はこちらになります。
機能的ベネフィット:・持ちやすい・たくさん収納できる・丈夫で壊れにくい
情緒的ベネフィット:・ヴィトンを持っている達成感、優越感
自己実現ベネフィット:ヴィトンというバッグを買って「ヴィトン=自分」という価値、人間性を感じたい。
まず、機能的ベネフィットとは、商品の本来の持つ機能面での価値になります。バッグなら「収納できる」「片手で持てる」など分かりやすい価値のことですね。
続いて、情緒的ベネフィットとは、ブランド品のルイヴィトンのバッグを手に入れて、そこから得られる高級感や、優越感になります。
周りに「ヴィトンを持っている人」と思われるような、ポジティブな感情、承認欲求のことです。
自己実現ベネフィットとは、例えばヴィトンを持っていることで自分という存在を実現したいと感じる価値のことです。
ヴィトン以外のブランドは買わない!等、自分=ヴィトンを持つことで自分に自信が持てたり、強いこだわりを感じてしまうベネフィットのことを言います。
このように商品には3つのベネフィットに分けられるのです。
続いては、スターバックスのカフェを例に出してみます。3つのベネフィットを用いて例を出してみるとこうなります。
機能的ベネフィット:美味しいコーヒーやケーキ、フラペチーノが味わえる。
情緒的ベネフィット:勉強や作業できるその環境に感じる価値。スタバという環境の安心感
自己実現ベネフィット:スタバが大好きで毎週通っている「自分」という人間性やアイデンティティに価値を感じている
このように、ひとくちに「ルイヴィトンのバッグ」「スターバックスコーヒー」と言っても価値の感じ方は人それぞれです。
このようにお客様はその商品を買う、価値を感じるに当たって主に3つの価値ある未来を買っているのです。
ディズニーランドから考える情緒的ベネフィットの有益性
ベネフィットというのは、3つのうちどれか一つに偏ってしまいがちです。
機能的ベネフィットに強い価値を感じなければ、機能面だけに縛られず、情緒的ベネフィットを考えたり、考え方の幅を考えてあげるのが非常に重要です。
例えば、ディズニーランドの3つの提供価値はこのようになります。
機能的ベネフィット:ジェットコースター等のアトラクションや、美味しいお店
情緒的ベネフィット:ディズニーランドに行ってテンションが上がっている自分夢の国にいる安心感、充実感
自己実現ベネフィット:ディズニーランドという「夢の国」を通じて、自分=夢の国の住人という自己実現への価値
ディズニーランドの機能的ベネフィットを見てみると、そこまでアトラクションに力を入れているわけではありません。どちらかというと子供向けです。
絶叫慣れしている方からしても富士急ハイランド等、他の遊園地の方が機能面で価値を感じるジェットコースターの方が多いのではないでしょうか。
ただ、ディズニーランドには他の遊園地に負けない圧倒的な情緒的ベネフィット、自己実現ベネフィットがあります。
「夢の国」という他では味わえない、少し現実逃避できるような空間。ここに学生や、家族連れの方々が多くの価値を感じるのです。
そのために他の競合の遊園地に対して、機能的ベネフィットが低くても、情緒的ベネフィット、自己実現ベネフィットの有益性で勝負ができるのです。
例えば、コメダ珈琲店のアイスコーヒーは1杯400円ほどです。
ただ、同じコーヒーならもっと安いコーヒーはたくさんあり、缶コーヒーなら100円で買えてしまえます。
ただ、ここもコメダ珈琲店という作業に集中できる空間、勉強に集中できる空間が情緒的ベネフィットになり、人気があるのです。
このように世の中の売れているサービス、商品というのは機能面だけでなく、情緒的ベネフィット、自己実現ベネフィットがしっかりしているサービスが多いです。
何か自分で商品を探すとき、この商品の情緒的ベネフィット、自己実現ベネフィットは何だろう?とあえて機能面以外の価値を考えてみましょう。
いろいろな気づきが生まれ、様々な視点で考えることができます。
自分で商品を作る時にアイディアの参考にしたり、商品設計で悩んだ時に応用した付加価値をつけて考えたりすることで自分のビジネスに応用することができます。
ぜひ実践してみて下さい!
最後に
以上3つの提供価値を考えることで、ビジネスでの成長が早くなり、結果を残しやすくなります。
提供価値というのは、頂く対価で考えるべきです。これから先、商品を作る際に少なからず早く収益化していきたいという気持ちで提供価値を考えると思います。
「これくらいのベネフィットを届けたから、これくらいの対価はいただけるのでは」という思いがあるはずです。
単純に自分が感じた対価にその提供したベネフィットが上回ってくれば、商品は売れますし、提供するベネフィットが対価より低かったら商品は売れません。
ただ、自分が提供する価値とお客様が感じる価値が一致した時に、顧客は初めてあなたの「お客様」になってくれます。
顧客が得るベネフィット > 顧客が払う対価
マーケティングとは、このベネフィット(価値)の不等号の拡大・維持するすべての活動になります。
常にこの「提供価値」について考えることで、売れ行きが上手くいかないときに対価に対して価値が足りなったのかなという仮説を生むことができます。
顧客にとっての価値を高めるのか、値下げをするための努力をするのか。「提供価値」をベースにすることで、成長思考を育むことができます。
そしてその提供価値には3つのベネフィットがありました。
どれか一つではなく、3つの総合的なベネフィットの提案が本当に価値ある商品になるのです。
「誰にどんな未来(ベネフィット)を届けるか」これから一緒に素晴らしい未来を提案できる商品を作っていきましょう!
それではありがとうございました😌