WEBマーケティングストーリー

【人を動かす心理学講座5選】マーケティングの訴求効果をアップさせる文章術

こんにちは!よしきです

今回は、タイトルにもある通り、ビジネスの場で効果的に相手を動かす心理学についてご説明させて頂きます!

以下のようなお悩みを持つ方は、ぜひ最後までご覧ください!

  • 公式LINEやブログの文章で自分の思うように人を動かすコピーを書きたい
  • 心理学を応用し、マーケティングの集客などに繋げたい

マーケティングで良く使われる心理学を学ぶことで、自分の理想通りに行動させることができます。何か商品を販売したいのであれば学んでおいて損はありません!

 

当記事で得られる未来

顧客が行動する心理学の基礎が分かるようになり、自分のブログサイトやLP、公式LINEのコラムなど様々なビジネスの申込に繋げる場面で効果的な訴求をすることができます。

それでは、早速次からマーケティングで使える心理学を順にご説明していきます!早速行きましょう!

ハロー効果

1つ目はハロー効果です。

ハロー効果とは、ある有利な特徴があると、その他の持っている性質も突出して有利に見える心理のことを言います。

要は、何か1つでも有利な特徴を持っていれば、関係のない他の特徴も有利に見えてしまう心理ということです。😎

例えば、「慶応大学出身」とか「パイロット」等の肩書きがつくと、その肩書とは関係がないところであっても優秀な人だと自動的に人の基準が上がり判断するようになります。

他にも、美人女性の様に容姿端麗であったりすると「料理が得意そう」であったりとか、関係のない能力まで自動的に引き上げられてしまうのです。

ハロー効果の活用方法

ハロー効果を実際のビジネスで活用するのであれば、「引用」が使えます。

例えば、「1か月でフォロワーを1000人増やした!○○さんの集客術!」のように引用するだけで、発言に対しての信頼性がグッと上がります。

ちなみにこのハロー効果はメンタリストDAIGOさんがかなり使われている心理学であるかなという風に思います。

「○○大学の研究」だったり、「○○人を対象とした実験」など、こういった言葉、心理学は毎回動画内で使われているように思います。😱

DAIGOさんの月額サブスクである「Dラボ」に去年から加入しているので、かなり出てきます。笑

また、分かりやすい実績があれば利用するようにしましょう!

例えば、Twitterのプロフィール欄であっても「YouTubeの登録者数○○人」だったり、実績があればアピールしない手はないです。

些細な実績を入れておくことで、YouTubeとは関係のないところであなたの評価が上がり、信頼性が増します

他にも、難しい資格をとった経験があったり、有名な企業出身などなどです。

ぜひ、活用しましょう!

初頭効果

続いては、初頭効果です。

初頭効果とは、その人や物に対して、一番最初に得た情報で全て形成されてしまうということです。

要は、第一印象でその人のイメージが決まるということです。そして一度形成されたイメージはなかなか変えられないので、長期にわたって最初のイメージがつくという心理になります。

例えば就職面接の会場で、面接官に対して積極的にコミュニケーションをとり、明るく好印象を与えたAさんと、対象的にやや暗いイメージを持たれてしまったBさんがいるとします。

そしてAさんとBさんは両方、内定をもらうことになります。
ここで初頭効果が発揮されると、明るい印象を持たれたAさんの方がBさんと比べると、職場内でも良い印象を持たれやすいかもしれません。

これが初頭効果と言います。

初頭効果の活用方法

初頭効果の活かし方を文章で表現するのであれば、「書き出し」に勢力を注ぐことです。

例えばブログで言うと、リード文(見出しまでの分)や、見出しの文頭

SNSのTwitterで言うならば、「アイコン」「プロフ」が当たります。

魅力的なリード文であれば、記事の内容も良い印象を持たれやすいですし、魅力的なアイコンやプロフにすることで、ツイート内容を読まずとも好い印象を持たれやすいです。

このブログ記事でも分かる通り、伝えたいことをかなり最初にもってきています。
タイトルが「人を動かす心理学講座」ということで余計な説明は挟まず、読者が知りたいであろう結論部分である心理学の紹介から入っています。

ブログだけではないですが、何か商品をアピールしたり、相手の印象を良くしたいのであれば1番伝えたいことは始めにおいて、アピールしたい順においていきましょう!

よく、結論ファーストが大事だと言いますね!

リフレーミング効果

3つ目はリフレーミング効果です。

リフレーミング効果とは、同じ数値の情報でも、受け取り方は人それぞれ違ってくるという心理状態のことです。

例えば、チェーン店の「いきなりステーキ」では200グラムのコースがありますが、がっつり食べたいサラリーマン系の男性にとっては200グラムは少なく感じるかもしれませんが、これが小食の女性からしたらちょうど良いグラムサイズかもしれません。

このように人によっては「多い」と「少ない」と感じ、それぞれの価値観を持つため、このような現象があるのです。

他にも月収30万円の方が「稼いでいる」「稼いでいない」でも人の見方によって変わってきますし、その月収30万の方が仮に「美容師」だとしたら、月30万は優秀だとまた価値観は変わるかもしれません。

このように知識の差でもかなり変わってきてしまいます。

リフレーミング効果の活用方法

リフレーミングに活かす場合に重要なポイントは「人によってとらえ方が違う」ということを意識することが重要です。

例えば、あなたが有益な情報を手に入れ、この情報商材をあなたが1,000円級の価値なら安い!と判断し、アフィリエイトブログや有料NOTEで販売をするとします。

ただ、お客様からしたら、安い!と思われていないケースがあります。

もちろんお客様の状況や、知識の差によって変わってきてしまいます。

つまり、自己の価値観だけで判断してはいけないということです。

自己判断だけでなく、「安い」と思うのなら、なぜ安いのか?他と比べてどうなのか?これくらいの価値があるからこの値段です。などきちんと文章で分かりやすく伝える必要があります。

ここを省いてしてしまうと、読者のリテラシーによって当然リフレーミング効果は変わってくるので、「安い」と思っていない読者は他にもっと安い商品がないかを探し、そこで買うために離れてしまいます。

このように、提供者と読者の認識を合わせることが重要になります。
あなただけの独断で判断するのではなく、第三者の意見などを入れるようにしていきながら活用していきましょう!

コントラスト効果

次は、コントラスト効果です。

コントラスト効果とは、高額な商品を見た際、日ごろ買わない商品に手が出てしまう心理現象のことを言います。

例えば、普段なかなか高くて手が出せないAのお店の高額なバッグがあるとした場合。

銀座のブランド品が並ぶ更に超高額なBのバッグを見た後の心理状態であれば、Aのバッグがたいした値段でないと感じてしまい、購入されやすくなるのです。

ラーメン屋さんでも「とんこつラーメンに800円は出せない」と思っていたとしても、一蘭などの一杯1,000円近くで販売しているラーメンを目にするとその800円が安く見えてくるのです。

決して一蘭のラーメンが高いと文句を言っているわけではありません。笑 大好きです🤤

このように人の値段の基準は「比較対象」によってそれぞれ変わってくるのです。

特に飲食店はこの心理現象を上手く使っています。

「松・竹・梅」という言葉を聞いたことがありますか?同じ商品でも値段によって3つの段階に分けるという意味合いですね。

例えば、Aランチが800円、Bランチが1,000円、Cランチが1200円で松竹梅を設定するとして、一番買われやすいのは、真ん中のBランチになります。

ランチに1,000円は出せない…と普段から思っている方もAランチの比較対象を先に提示しておくことによってBランチが注文されやすくなるのです。

「ただ、Cランチまで上がるのはちょっと…」→結果的にBランチが一番頼まれやすくなるのです。

このように「松・竹・梅」メニューというのは、真ん中が一番頼まれやすくなるのです。

コントラスト効果の活用方法

この心理現象は、自分のサービスを売る時にこのまま使うことが可能です。

例えば、自分のサービスやアフィリエイト広告をランキング形式にした記事を書く場合

「心理学おすすめの本 ランキング」の記事などを作った際で「松・竹・梅」形式で設定し、

一番売りたい価値のあるメイン商材を「竹」に設定しておくのです。

ここにコントラスト効果が働き、真ん中の商品が買われやすくなります。

当然ビジネスでも活用できますが、反対に普段のプライベートな日常でも出てしまう性質です。

普段から冷静になれば高い!と分かる商品でも安い!と感じてしまうケースがあります。

つまり、散財の原因になってしまうということです。笑
この知識を入れておくだけでも、日ごろから気づけるようにはなると思いますが、この心理現象は厄介ですね。😅

バンドワゴン効果

最後です!最後はバンドワゴン効果です。

バンドワゴン効果とは、既に多数から支持されていて人気があるものに人は集まりやすいという現象です。社会的証明とも言います。

例えば、行列のできるとんかつ屋さんがあるとします。10人以上の行列を目にしただけでもその光景を目にしただけで、「味」「レビュー」などを知る前から「美味しそうだから並んでみたい」という心理状態が働きやすいのです。

このように多数が集中している状況は、社会的に良いと証明されている価値に感じるために、集まりやすいという現象です。

例えば、Twitterのアカウントで例えてみます。一見ツイートが少なくても、その方のフォロワーが1万人を超えていたら「有益そう」と思い、興味を持つようになります。

また、普段のおはようツイートであっても、いいねが100を超えていたりすると、バンドワゴン効果も働き、このアカウントは価値があるという風に信じやすくなります。

SNSでは、このバンドワゴン効果を生むために「サクラ」を使い、フォロワーを買って増やすこともあるみたいです。

サクラで増やすことは、バレたときの信用が落ちてリスクも大きいのでやめましょう!

バンドワゴン効果の活用方法

一般的には、コピーライティングで相手を訴求したい場面で有効に使われることが多いです。

  • 「人気№1!」
  • 「利用者○○万人!」

このような具体的な数字を入れた社会的に証明された実績提示を入れることで、行動に繋がりやすくなります。

実績提示のスクショだったり根拠となるものは積極的にコピー内に入れることが重要です。

ただ人気です!と書くのではなく、この商品は社会的に見てどう感じるか?そこを証明させてあげることで、商品を購入する前から「良いの証明」ができるので、購入に至りやすくなります!

 

まとめ

ここでは5つご紹介した心理学をまとめます。

  • ハロー効果
  • 初頭効果
  • リフレーミング効果
  • コントラスト効果
  • バンドワゴン効果

ハロー効果とはある有利な特徴があると、その他の性質も突出して有利に見える心理状態

初頭効果とは、最初の印象次第でその後の印象も決まってしまうという心理状態

リフレーミング効果とは、価値の感じ方は人それぞれの状況や知識によっても変わってくるという心理状態のこと

コントラスト効果とは、値段が高いものを見た後に別の安めの商品を見た後に、その比較対象として値段が低い商品を購入してしまう心理状態のこと

バンドワゴン効果とは、既に多数から支持されていて人気があるものに人は集まりやすい心理状態のことです。

最後に

WEBマーケティングで使える心理学としてご説明いたしましたが、まだまだビジネスの現場で使える心理学というのは多いです。

ということで、今度は「心理学第二回のシリーズ」も書いていこうか検討中です。笑

ここで紹介させて頂いた心理学もそうですが、

最もビジネスで大事なことは「人間理解」です。

人間という生き物がどのような時に頑張れるのか?一番行動しやすくなるのか?

心理学のようなテクニック論を学ぶのはそこからです。

日ごろから自分やたった一人の方と向き合い、まずは人が行動しやすいパターンというのを知っておきましょう

人間を理解し、そのうえで以上の紹介した5つの心理学を使っていくことで、更に効果が高まります。

ぜひ、ビジネスだけでなく、まずは練習だと思って身近な人へ活用し、その効果を試してみてください!

それでは、ありがとうございました😌